ブラウンダスト

ブラウンダスト
★★★★☆(4.5)
采配バトルRPG
NEOWIZ
2018年3月7日

「ブラウンダスト」はキャラクターの職業・特徴・配置・攻撃する順番で戦局が大きく変わる、独自のバトルシステムが面白いシュミレーションRPG。
プレイヤーは傭兵団の頭領となり「六魔星」の情報を探し求め、そして大きな運命の渦へと巻き込まれていきます。

いやぁストーリーもさることながらそれ以上に面白いのが、戦略性満載のシュミレーションバトル。
独自のバトルシステムを「ディレクティブ・ポジション・バトル」っていうらしいんですが、ぶっちゃけちょっと難しいんですよね。
ただやり方を理解すると自由度と戦略性がメチャクチャ高くてものすごく面白い。

このゲームはじっくり腰を据えてシステムを理解してほしいかな。

ディレクティブ・ポジション・バトル

「ブラウンダスト」で採用されている独自のバトルシステムが「ディレクティブ・ポジション・バトル」
簡単に言えばあらかじめ行動などを設定してバトルに挑むシステム。

上の画像にも表示されていますが、バトルを開始する前に次の3つを決めることができます。

  • 配置する傭兵の種類
  • 配置する場所
  • 攻撃する順番

そして配置できるマスは3×5とかなり広い。

なぜこれで戦略性の高いバトルができるのかと言うと、攻撃範囲や攻撃できる場所、そしてキャラクターごとの特性が全然違うからです。

例えば弓は一番前にいる敵を飛び越えて、2番目に居る敵を攻撃します。
剣だと一番前にいる敵を攻撃。
投石は…

最後尾から攻撃しても2番目の敵を中心に範囲ダメージを与えられます。

それ以外にも一番前に敵に突撃し、自爆攻撃で範囲ダメージを与えるキャラとか、

前に敵が何人いようが最後尾を攻撃できるキャラ。
1ターン待たないと攻撃できないが、直線で攻撃ができさらに火力も高い魔法使いなど。
多種多様なキャラクターがいるんです。

もちろん敵にも同じような特徴を持つキャラクターがいて、どの敵を最初に攻撃するかがかなり重要になってきます。

なので攻撃の順番を決める必要があるんですよね。

攻撃の順番は自軍だけと、敵を含めた場合の2種類で確認することが可能。
つまりより戦略的に狙った敵を倒すことができるんです。

また敵の攻撃にも範囲や最後尾狙いなどがあるので、配置を工夫することも大切。

例えば十字上に1マスずつダメージを与える範囲攻撃なら、おとりのキャラクターを1人だけ置いて置き、他のキャラクターは1マス離して配置する。
最後尾を狙ってくるのなら、最後尾に盾役を配置する。
と言ったことが可能です。

簡単に言えば、敵の攻撃に合わせて自軍の配置と攻撃の順番を最適化する。

ってことですかね。
これがかなり戦略的で面白い!
しかも適当にやると勝てないこともあるから、なおさら面白い!

豊富なキャラクター

「ブラウンダスト」に登場するキャラクターは特徴があって面白い。

分類だけでも「攻撃」「防御」「魔法」「支援」「特殊」があるし、星の数も1~6までと幅が広い。
しかも「攻撃」キャラは攻撃しかしないし、「支援」キャラは支援しかしないという徹底ぶり(笑)

特定のキャラを同じPTに入れると発生する「セット効果」なんてものまであります。

もちろんLV上げだけじゃなく、スキル強化や昇級、覚醒と言ったやりこみ要素も一通りそろっていますよ。

ルーン

キャラクターの能力を底上げしてくれるルーン。
ルーンを手に入れるにはある程度ストーリーを進めて、ルーンの寺院を開放しないといけません。

ルーンの寺院では「猛攻」「血気」「破壊」「怒涛」「鉄壁」の部屋があり、モンスターと闘い勝つことでルーンの欠片を手に入れられます。

ルーンの欠片は生成するとルーンになり、キャラクターに装備させることが可能。

ルーンがあるだけで結構キャラクターの能力が違ってきます。
解放されたらぜひ手に入れたいところですね。

豊富なコンテンツ

「ブラウンダスト」ではストーリー以外のコンテンツも豊富。
先ほど紹介したルーンの寺院だけじゃなく、限定ダンジョンや悪魔城と言ったものもあります。

さらに…

他のプレイヤーと勝負をしたり、ギルド同士で戦ったりすることもできるんです。
といっても参加するには結構ストーリーを進めないといけませんけどね。

遊んだ感想

ブラウンダストの面白さはどう考えても「ディレクティブ・ポジション・バトル」にあります。
ストーリーなどがつまらないわけじゃありませんよ(笑)

どの傭兵をどこに配置して、どんな順番で戦うのか。
支援タイプを入れるべきか、盾役はいくつ配置するか。
火力はどの傭兵で出すべきか。
最前列から崩すか、それとも後ろから崩すか…。

そんなことを考えながら戦略を練るのはかなり面白い!
戦略バトルが好きなら一度は遊んでみてくださいね!

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