「人狼ゲーム -八つ目の大罪-」は真実と嘘を見分るデスゲームを主人公になり切って推理する、アドベンチャーゲーム。
アドベンチャーゲームと言っても基本的にストーリーを読み続けるだけ。
時折表示されるQusetionで「人狼」か「村人」かを推理していきます。
ストーリー
ある日、女子高生の桃山日菜々はヒーローマスクを被った男、セイギノミカタに拉致される。
目覚めた時には、円卓に固定され命を賭けた人狼ゲームに挑まされる。
人狼ゲームとは
人狼ゲームの基盤となるのは次のお話。
ある村に村人に化けた人狼が潜んでいます。
人狼の見た目は村人と同じなので、誰が狼なのかはわかりません。
ですが人狼は夜になると村人をひとりずつ襲撃し、食べてしまいます。
村人が生き残るには、協力し話し合いをしながら、人狼と思われる人を一人ずつ処刑していき――。
ということで人狼ゲームでは、村人と人狼チームに別れ、交互に誰かを処刑、あるいは襲撃していきます。
そして人狼を全て倒せば村人チームの勝ち。
人狼と同じ数まで村人を減らせば人狼チームの勝ちになるゲームです。
ちなみに行動できるのは村人は「昼間」だけ、人狼は「夜間」だけです。
そして村人には役職を持っている者がいて、このゲームの場合は誰かを占うことで人狼を見つけられる「占い師」や、村人が処刑した人が人狼かどうかがわかる「霊媒師」などが登場します。
さらに話をややこしくするのが、村人でありながら人狼の味方をする「狂人」の存在。
先が読めない展開に、とりこになること間違いなし!です。
先が読めない心理戦
このゲームの面白いところは、読んでいる人を引き込んでいく心理戦にあります。
それぞれが相手の裏をかくためにウソをついたり、全てを受け入れ誰かをかばおうとしたり。
ふとしたことから大きなミスをしてしまったり。
そして最後には、意外な人物が生き残り…。
まじかー。って思うラストでした。
巧妙に仕組まれた心理戦を、上手に表現しているこのゲームは、一見の価値ありです。
