ハローワークの利用の仕方と求人検索の4つのコツ

ハローワーク利用のコツ

求人情報を探すときに利用するサービスの代表がハローワーク(職業安定所)です。全国の自治体に設置されていて誰でも利用することができます。
情報量は非常に豊富で、とくに地元の優良企業や中小企業の求人情報を集めやすい施設です。

当然利用する方も多いため、良い求人はあっという間に応募が締め切られてしまいます。
また利用になれていないと、良い求人を探すだけでも難しいものです。

そこでこの記事ではハローワークの利用の仕方と、求人を探すときの3つのコツを紹介します。

求人情報を探すには「ハローワークカード」を記入し登録する

ハローワークで求人を探したりサービスを受けたりするには「ハローワークカード」に自分の情報を記入して登録する必要があります。
登録すると求人を探すだけではなく、職業相談や求人の紹介など、仕事が見つかるまで様々なサポートを受けられるようになります。

ハローワークカード記入する項目は次の24項目。

  1. 氏名
  2. 性別
  3. 年齢
  4. 生年月日
  5. 電話番号・FAX番号・携帯番号
  6. 現住所・最寄り駅
  7. 転居の可否
  8. 家族構成(配偶者の有無、扶養家族の人数)
  9. 就業上留意が必要な家族の有無(小さな子供がいるなど)
  10. 仕事をする上で身体上注意する点
  11. 希望就業形態(一般、パート、季節労働)
  12. 希望する仕事
  13. 就職希望地
  14. 希望収入(月収、パートの場合は時給)
  15. 希望勤務時間(パートの場合は、1日の勤務希望時間と1週間の勤務希望日数)
  16. 希望休日(何曜日の休日を希望するか)
  17. 週休二日制の希望(毎週、各週、不問)
  18. その他の希望
  19. 学歴(最終学歴)
  20. 公共職業訓練の受講歴
  21. 免許・資格
  22. 自動車免許(取得している場合は、限定なしかAT限定か)
  23. 最後の職業(事業所名、主な仕事、退職の理由、働いていた期間、退職時の税込月収)
  24. 経験した主な仕事(最近のものから順に3つ)

(23)最後の職業や(24)経験した主な仕事は、その場で記入すると時間がかかりますので、行く前に書く内容をまとめておくことをお勧めします。

求職公開を選択する

ハローワークカードに「自分の情報を企業に公開するか」を選択する欄があります。(求職公開)
この欄で「公開する」を選んだ場合、あなたの登録情報を企業が見て面接を希望してくれる可能性が出てきます。

ハローワークカードに個人名や性別・年齢を記入していますから、「個人情報がモレそうでいやだ」と思うかもしれませんが、企業に公開される情報には個人を特定できるような情報(氏名・住所・電話番号)は含まれません。

求職公開をすることで企業から「面接をしたい」と言ってきますので、当然採用される可能性が高くなります。
なので「公開する」を選択するのがおすすめです。

求職公開の注意点

氏名・住所・電話番号は公開されていませんから、企業から求職者に直接連絡が来ることはありません。
ですがごくまれに、封書で勧誘するような通知が届くことがあります。
もし届いたら必ず差出人を確認してください。

求職公開をした場合はあくまでもハローワーク経由で連絡が来ますので、差出人がハローワーク以外の場合は、ハローワークに確認したほうが無難です。

求人情報検索端末で求人を探す4つのコツ

求人情報検索端末では職種や給与などの希望条件を設定して条件に合った求人を探していきます。
普通に検索していると魅力的な求人を見つけるのはすこし難しいので、探すコツを4つ紹介します。

更新日時を狙って求人を検索する

ライバルに差をつけつつ魅力的な求人を探すには、更新されたタイミングを狙って求人検索を行うと効果的です。
まずはハローワークの求人が、どのタイミングで更新されるのかを知っておきましょう。

ハローワークのパソコン

午前中受付分はその日の午後2時以降に更新
午後2時以降の受付分は翌営業日までに更新

インターネットサービス

PM9時30分までの受付分を翌日午前6時ごろに更新

地域により更新のタイミングに差がありますが、概ね上記の通りです。

つまりインターネットで検索するよりも、午後2時過ぎに直接ハローワークに行った方が、より早く新着求人を見ることができます。

求人に申し込むのが遅いと、そもそも選考対象にすらなりませんよね。
つまり求人は、ある意味早い者勝ちだと言えるでしょう。
そのため更新のタイミングを狙ってハローワークに行くことは、良い求人を見つける上でもとても大切なポイントです。

年齢は実年齢より少し下にする

実年齢で良い求人が無くても、少し年齢を下げるだけで魅力的な求人に出会える可能性があります。
検索画面で年齢に前後5歳の幅を持たせられますので、実年齢で魅力的な求人が見つからない場合は利用してください。

あるいは少し年齢を下げて検索してみるのも一つの方法です。

実年齢と違う年齢で魅力的な求人があったなら、ダメもとで紹介してもらえないか窓口で頼んでみてください。
熱意があれば企業と交渉してくれることも多くあります。

ちなみに年齢を入力せずに検索すると「年齢不問」の求人を見ることができます。
年齢を入植すると「年齢不問」の求人は表示されないようですから、こちらもチェックしてくださいね。

月給を少し下げて検索する

月給を少し下げるのは、求人の給与が20万円~25万円と幅を持たせた表示になっているからです。
つまり希望が20万円でも25万円でもヒットしてしまうのです。
と言うことは、最高額を入力するより最低額を入力したほうが求人を探しやすくなります。

頻繁に求人を出す企業には注意する

頻繁に求人が出るということは、それだけ離職率が高い可能性があります。
ハローワークの求人掲載期間は、求人を受理した日の翌々月末まで、最長でも2か月です。

求人検索端末では「受理日を指定して探す」ことや、「30日以内」「10日以内」の求人を指定して探すこともできます。
まれに2か月以内で同じ求人を出している企業もありますから、気に入った求人を見つけたら頻繁に募集がかかっていないかチェックしてください。
また、相談窓口で聞くと頻繁に求人を出しているかどうか教えてくれることもあります。

冊子に乗っている求人もチェック

ハローワークによっては最新の求人が冊子になっておかれていますから、これも忘れずにチェックします。
求人情報検索端末に載っていない情報が、載っていることもあるようです。

窓口で相談

気に入った求人が見つかっても、見つからなくても窓口で相談してください。

ハローワークは求人情報検索端末や冊子に載っている求人を紹介するだけの機関ではありません。場合によっては産業カウンセラーやキャリアコンサルタントを紹介してくれたり、職業訓練校を案内してくれたりもします。

もちろん、求人情報検索端末や冊子で面接を希望したい求人を見つけた場合も窓口に相談します。

企業の情報を確認

気になった求人の詳細を確認します。

  • 現在も募集しているのか
  • 他に応募している人はいるか
  • 企業の評判(頻繁に求人を出していないか等)
  • 求人票をみて気になったこと(給与・休日・仕事内容等)

気になったことは全て確認してください。相談員が答えられない内容は、あとで企業に直接確認してくれます。

面接の取次をしてもらう

質問した結果、その求人に応募しようと思ったら相談員に面接の取次をお願いしてください。
企業が求めている人材にマッチしているか質問されることがありますので素直に答えること。
応募基準を満たしていなくても、面接を受けたいという熱意を伝えれば取り次いでくれることが多いですから、自分の売り込み(求人に対して貢献できることや資格など)をすることが大切です。

紹介状を受け取る

面接の日時が決まれば相談員が紹介状を出してくれます。(一度に3社まで)

この紹介状がないと面接を受けることができません。

また、紹介状を持参して面接を受ければ、就職後に何らかのトラブル(求人票と実際の内容が異なっていた場合など)があった時にハローワークが相談に乗ってくれます。

ハローワークを利用する最大のコツ

ハローワークを利用するときの最大のコツは、自分から働きかけることです。

ハローワークの職員は良くも悪くも受け身になる傾向が強く、自ら望んで働きかけないと相談された求人を紹介するだけの機関になってしまいます。
ましてや毎日何百人と言う求職者の相談を聞いているのですから、あなただけ気にかけてくれるはずがないのです。

自分がどんな職業に就きたいのか、そのためにハローワークでサポートしてくれることはないのか。
悩んだらなんでも相談してください。

まとめ

ハローワークの利用方法。

  1. ハローワークカードで求職者として登録
  2. 求人情報検索端末で求人を探す
  3. 窓口で興味のある求人の紹介状を発行してもらう
  4. 求人企業で面接を受ける

ハローワークに登録した後は2から4を就職できるまで繰り返します。

求人情報検索端末で求人を探すコツ

  1. 年齢を少し下げる
  2. 給与は希望より下げる
  3. 頻繁に求人を出していないかチェックする

ハローワークでは希望する内容を積極的に伝えないと、求人を紹介するだけの機関になってしまいます。
どんなサービスがあるのかを把握し、積極的に利用してください。