「ブランドルの魔法使い」は、借金のカタに家をとられた魔法研究家の青年と、青年が書いた著書のファンだと言う魔王(250歳)との共同生活を描いたファンタジーRPG。
テンポよく進むバトルと続きが気になるストーリー展開で、プレイしていても飽きることがありません。ゲームスタート時に難易度を選ぶことが出来るので、ストーリーを楽しむのならノーマルで、やりがいを求めるのなら難易度を上げて遊ぶのがおすすめ。
細かい演出が嬉しいRPG
フィールドはファミコンを思い出す作りですね。キャラクターのアップは、キャラクターが話をするときだけ、きれいなグラフィックで登場します。
で!嬉しいのは話だけでストーリーを表現していない所。
良くあるキャラクターの絵を使いまわして、ちゅどどどどどーんとか、効果音だけで状況を説明しようとするRPGと違い、2Dのキャラクターが動いてその場面を作っているのが良い!
魔王(250歳)を倒そうと挑んできた女剣士と戦ったときも。
ちゃんと女戦士は倒れているし、魔王は辛そうな顔で叫んでいます。この演出が嬉しい。
細かい部分を作りこんであると、感情移入しやすくてついつい続きが遊びたくなるんですよね!
あっという間に終わるバトル
ただ、ストーリーが良くできている反動でしょうか、バトルは瞬殺で終わります。また、嬉しいことにエリアごとにエンカウント率を調整できる施設が存在していて、ザコ戦の発生を増やしたり抑えたりが自由に出来ます。
つまり、バトルに重きを置いていないんでしょう。たぶん。
遊んでみた感想
魔王(250歳)と共同生活を送る魔法研究家と言う、斬新な視点でのストーリーが楽しめる本作。サクサク進むのでストレスも少なくて良いですね。
魔王(250歳)が甘くて優しくて寂しがり屋という子供のような設定なのも、なんかほのぼのしていて好感が持てます。
難易度ノーマルはストーリーを楽しむ!ものだと勝手に解釈しました!
つい感情移入してしまうストーリーをぜひ楽しんでくださいね。