「アンコラ」は、宇宙船の故障で緊急着陸した惑星アンコラで、救助信号を送るため宇宙船のパーツを探して冒険するRPG。
プレイヤーは星間パトロール隊出身の「ムン」となり、宇宙船のパーツを探しながら、途中で困っている住人を助けたりしていきます。
このゲームの特徴は、冒険に必要な道具を自分で作り出すところ。のこぎりで樹を切り、ショベルで土を掘る。川があれば橋をつくり、段差があれば階段をつくる。
冒険で使うのこぎりやショベルもトンカチを使って作る必要があります。冒険しているなーと感じられるゲームですね。
道具を作り出す楽しさ
段差があって先に進めない所でも、トンカチと木材があれば大丈夫。主人公の「ムン」はとっても器用なんです。
ほら、あっという間に階段を作ってしまいました。
とまぁ、こんな感じで道具を自分で作り、利用しながらゲームを進めていきます。
移動はフィールド上の行きたいマスをタップすると「ムン」がそこまで移動。
マスがつながっている場所のみ移動可能で、高低差や川がある場所では階段を造ったり、橋を架けたり、時にはショベルで段差をなくして進んで行きます。
ゲームが進むと槍も作れるようになって、フィールド上に居るモンスターを倒せるようにもなるんですよ。
冒険している感がすごい
フィールド上には、おとなしい動物と狂暴な動物がいて、狂暴な動物は近づくだけで攻撃してきます。もちろん反撃することが出来ますが、戦闘はオート。その時手に持っている道具で攻撃を始めます。
最初はトンカチやショベルでたたくことになりますが、槍を手に入れると一気に戦闘が楽になりますよ。
また、ムンは食べ物を食べ、飲み物を飲まないと体力がどんどん減ってしまいます。道具を使って作業をしていても疲労がたまっていきます。
疲れがたまって動けなくなったら球速が必要。もちろん食料も水も必要です。墜落した宇宙船に残っている食料や水はごくわずかですから、自分で探して手に入れる必要があります。
蜂を倒せば蜂蜜が手に入りますし、樹を切り倒せば木の実を手に入れることが出来ますよね。水は、どこかに井戸があるかもしれません。
全てを自分で探して手に入れる。これがこのゲームの面白さであり、面倒くさい部分でもあります。
遊んでみた感想
道具や材料を自分で手にれないといけないのが良いですね。たまにアンコラに居る原住民と取引することもありますが、お金を持っていないので狩や伐採で手に入れた物を売ってお金にしてから買い物をする。なんかRPGだなーってしみじみ感じます。
これは良ゲーですよ。たぶん好き嫌いがはっきり分かれるゲームだと思いますが、ちょっと面倒な部分が冒険している感覚を得られて好きです。
ぜひ遊んでみてください。
