「遥かなる異郷グランヴィリア」は、ある日突然領主となった主人公が、古の英雄たちを召喚してモンスターと闘っていくファンタジーRPG。
領主になったのは良いものの、右も左も分からない主人公。配下の指導を受けながら一人前の領主を目指して魔物に奪われた領地を奪い返すためバトルへと挑んでいきます。
バトルは前・中・後衛に英雄を配置して行うオートバトル。プレイヤーはスキルの発動だけを指示していくのですが、このスキルの発動にちょっとした仕掛けがあるのです。
バトル
まずバトル中にスキル発動の準備が整った英雄アイコンが光りますので、プレイヤーはスキルの準備が整った英雄のアイコンをスワイプします。
すると、ターゲットを決めるサークルが出現しますので、スキルを発動したい場所までスワイプしてはなします。
次にスキルの威力を増幅するリングが出現。何もしなければノーマル、緑だとGOOD、紫がperfectなので、紫を狙って画面をタップ。するとスキルが発動します。
このシステムがあるおかげで、アイコンタップでスキルを発動するだけのオートバトルではなく、先頭に参加している気分を味わえるオートバトルになっています。
オートバトルでスキルの発動もオートに
画面左上のAUTOボタンをタップすると、スキルの発動もオートにすることが出来ます。また、カメラのマークをタップすることで、スキル発動時のカットインを消すことも出来ますよ。
プレイしてみると分かるのですが、スキルゲージのたまりが物凄く早いんですよね。なので手動でスキルを発動しているとカットインだらけになってしまい、先頭が長くなってしまうのです。
その上手を抜くための完全オートでも、カットインが入ると少々うざったいほどの頻度でスキルを使ってくれます。さらに、威力増幅のリングは完全オートでも出現します。カットインをなくしても上の画像のようにリングだけは現れるのです。
これが何気にうざったい。リングが出現すると一瞬バトルが止まりますからね。
これだけ頻繁にスキルを使えるなら、カットインなしの増幅リングなしの方がバトルのテンポは良くなる気がします。せめて設定で変えられるようになると嬉しいですね。
英雄の強化方法が満載
「遥かなる異郷グランヴィリア」では英雄を強化する方法がすごく豊富に用意されています。通常のLV上げ以外にも、装備錬成で装備の攻撃力や防御力を上げたり、宝珠を装備することで能力を上げることも出来ます。宝珠も強化出来ますしね。
さらに装備を全て錬成するとクラスアップが可能となり、さらに英雄が強くなります。☆の数を増やす進化もあるんですよ。その上スキルのLVも上げることが出来ますし、村の施設を使って訓練することも出来るのです。
ちょっと多すぎじゃない!?と言うくらい様々な英雄の育て方があるのでやりがいがあります。LVを上げるアイテムもダンジョンで手に入れることが出来るので、育成に困ることは少ないかも?
遊んでみた感想
PTの編制が陣形を組んでいるようで楽しいですね。英雄6体を9つのマスに配置してバトルに挑むことが出来るなんて、面白いと思いませんか?
使う英雄によって3-1-2とか3-0-3や1-3-2なんてことも出来ちゃいます。まるでチームの配置を考える監督の気分。これは良いですね。
9人PTで挑むレイドバトルも迫力満点で面白い!ボスのスキルの威力を弱めるミニゲーム的な要素もあるので、オートバトルとは言えプレイヤーが退屈することはありません。
上でも書いたように、スキルの発動回数が多いので威力増幅リングの出現を選択できるようになると、さらにテンポよく爽快なバトルが楽しめる気がします。ここだけがちょっと残念かな。
後は文句なし!王道ファンタジーRPGとして、かなり楽しめると思いますよ!
※2018年6月、ダウンロードできなくなりました。