RESCEYは孤島に居る男性とチャットでやり取りをし、生き残る手伝いをするアドベンチャーゲーム。
文字でのやり取りだけで進むゲームながら、ストーリー性があり小説を読んでいるようで思わずドキドキしてしまう。
時間を空けて送られてくるメッセージが妙なリアル感を演出して、結構楽しめるゲームですよ。
RESCEYのレビュー
自分がどこにいるのかも分からない状態で目覚めたケイは藁にも縋る思いでチャットを送信してくる。そのチャットがたまたま彼女(プレイヤー)のもとに届いた。
と言う設定でスタートするこのゲーム。基本的な操作は表示される選択肢から1つを選ぶだけ。選んだ内容に沿ってケイが行動し、その結果をまたチャットで送ってきてくれる。
本当に話をしているような感覚
ゲームはSNSのような画面1つで、まるで友人とメッセージをやり取りしているような感覚で進んで行きます。
普段LINEやSNSでやり取りをしている人には馴染みのある画面。なのでつい本当に誰かがいるんじゃないかと言う錯覚を覚えます。
もし答えが選択式じゃなかったら、やばいでしょうね。
文字だけなのにあふれる臨場感
ケイの話し方が上手いからか、結構リアルな臨場感がありますね。ケイの置かれている状況が分かると言うかなんというか。
どんな返答をするか選ぶところで、性格も出ますよね。励ます人ととからかう人が分かれそうな気がします。
自分でプレイしていても「ちょっと意地悪かな」と思うこともあったり。なかなか面白い。
動きがあったときだけ知らせてくれる
ケイが行動しているときはメッセージが届きませんので、事前に通知設定をしておきます。
まとめて通知でも良いのですが、よりリアル感を味わいたいのなら全て通知がおすすめ。ケイから連絡が来ると知らせてくれますよ。
実際にプレイするのは手が空いた時で良いのですが、リアルタイムで進行しているような気分に浸れるので、連絡が来たら見てみると面白いかも。
遊んでみた感想
文字だけなのに結構楽しめます。わざと意地悪を言うのが結構面白かったり。何しろケイは一人で無人島に漂流したらしいので、心細い上に彼女としか連絡が取れませんから結構必死。
「君って結構冷たいところがあるんだね」
とか言い出しますしね。なかなか面白い。
樹が一本も生えていない山の麓で眠りにつくケイ。パーティーを友人とやっていたら強い衝撃を受けて…気が付いたら遭難していたらしい。
物語が進むにつれて少しずつ思い出していくんですね。しかも、周りに人か獣が歩いた後があるらしくて、ちょっと気になります。
ナイフを持った何者かに襲われたと言うケイ。いったい何があったのか?そして彼はどこに行くのか?
話が進めば進むほどミステリアスな展開が待っています。また、クリアすると待つことなく話を進められたり、時間を巻き戻す機能が追加されます。
プレイ時間もそれほど取られないし、ゆっくり楽しめるので興味のある人はやってみてください。
