ユア ライフ シミュレーター(Your Life Simulator)は引きこもり生活を体験するシュミレーションゲーム。
とある世界で紙袋をかぶった男になり、狭くて暗いワンルームでひっそりと引きこもり生活を体験していこう。
ユア ライフ シミュレーター(Your Life Simulator)のレビュー
このゲームの恐ろしいところは、時間がリアルと連動しているところ。つまり、リアルで生活している自分とゲーム世界に引きこもっている自分がいるような錯覚に陥るのだ。
怖いですねー。
袋をかぶった男には3つのパラメータがあり、行動することでそれぞれの値が上下する。まぁ、行動すると言ってもパソコンで買い物をするか、ゲームをするか、仕事をするか。
後は寝るくらいしかないんだけどね。
時間が連動している違和感
今パソコンに向かってゲームの記事を書いている瞬間も、彼はスマホの中で同じようにパソコンに向かって仕事をしている。
パソコンの脇にコーヒーを置いてあるのも同じ。
あぁ、なんか疲れたな、少し休むか。と、ベットに横たわって天井を見上げているこの瞬間も、スマホの中の彼はベットに横たわり、同じように天井を見上げているのかもしれない。
夕飯は作るのが面倒だからカップラーメンにしようと思っている。
そういえば、スマホの彼にもカップラーメンを買ったっけな…。と、リアルとスマホの区別が少しずつつかなくなってくる。
全部が同じだとは言いませんが、パソコンで仕事をしていると、「あぁ、なんか似たような生活だな」と思うところがあちらこちらにある。これが嫌だ。
遊んでみた感想
このゲームの目的は特にないので、出来ることならなんでもやっていい。一日中寝て居ようが、仕事をしていようが自由。ただし、この部屋から出ることは出来ません。
変な親近感を覚えるのが不思議。部屋にこもってパソコンをいじっていることが多い人なら、きっと同じような親近感を感じるはず。
自分と同じように生活させてもいいかもね。仕事に行くときはパソコンに向かって仕事をやらせて、食事も同じ時間にして、夜寝るのも同じ時間。
まぁ、ここまで行くと結構気持ち悪い気もしますが。ちょっと風変わりなゲームですね。
