
タクティクスRPG
ForwardWorks Corporation
2018年8月23日リリース
「アークザラッド R」は、コンシューマーゲームのRPGを思い出させるストーリー展開が魅力の、タクティカルバトルRPG。
PlayStation®黎明期を彩った、至高の名作『アークザラッド』の完全新作です。
って言われても、アークザラッドが発売されたのは1995年6月の話なので、知らない人は知りませんよね。
当時のアークザラッドの特徴は、物語が未完のままエンディングを迎えていること。
なのでPlayStationで発売されたアークザラッドⅠとアークザラッドⅡは、続編としてつながっています。
そして「アークザラッド R」は、アークザラッドⅡのエンディングからその後の世界を描く物語。
世界の人口と大陸の半数を失った大規模災害「大崩壊」から、10年後の世界を主人公「ハルト」と共に冒険していきます。
特徴はコンシューマーゲームを思い出させる、ちびキャラが動きながら進むストーリー。
キャラがアップになってセリフだけ流れるストーリーと違い、キャラが移動しながら吹き出しで会話をするので、よりアークザラッドRの世界に入り込みやすいんです。
なによりステージごとのストーリーや、バトルともちゃんと話がつながっていて、「バトルもストーリーの一部なんだ」と思うことができる。
だからつい夢中になって遊んでしまうんです。
ちなみにバトルは、グリッドで仕切られたマスの上を移動して戦うタクティカルバトル。
背後や側面からの攻撃にダメージアップの効果があったり、MP回復方法が役割ごとに違ったりと、工夫が凝らされています。
シリーズを知らない方でも、すぐに馴染めるシステム&ストーリーも素晴らしい、ファンタジーRPGです。
※プレイ動画
戦略性の高いタクティカルバトル
バトルはグリッドで仕切られたフィールドの上で行われ、キャラを移動して向きを調節し、敵を攻撃していきます。
面白いのは正面や側面、背後といった向きが、攻撃の結果に大きく影響を及ぼすこと。
正面からの攻撃は与ダメが低い上に、反撃を受けやすいんですよね。
これが側面になると与ダメがUPして、さらに反撃を受けにくくなり、背後からの攻撃は与ダメが一番大きい上に反撃を受けません。
もちろん敵も同様に、向きによる与ダメUPの効果を受けるため、攻撃する向きだけじゃなく、味方の背中を守る動きも重要になるんです。
またスキルを使うためのMPも、キャラのロール(役割)に応じた行動を取れば、追加で回復するようになっています。
そして戦略性を深める意味で重要なのが、キャラが持っている特性。
特性が及ぶ範囲内に味方、あるいは敵を入れると、攻撃力UPや防御力DOWN、HP回復などの効果を得ることができるんです。
一見地味な能力に見えるかもしれませんが、結構効果の高いバフを受けることができますよ。
キャラの育成
「アークザラッド R」では、全てのキャラが最高ランクの☆5まで育成が可能。
また同じキャラを手に入れるとスピリット(魂)に変換されるんですが、それを使ってスピリットボードを開放していく育成もあります。
同じキャラが必要だと言われると、どうしてもガチャゲーのような気がしますが、スピリットじゃなくて、イベントクエストで手に入る覚醒石でもいいんです。
なのでガチャに頼らずにキャラの育成ができます。
素材を消費して行う「進化」も用意されているので、キャラ育成はやりがいがありそうですね。
ちなみに装備品は、素材から製作することで入手するみたいです。
また装備品を素材にすることで強化することもできます。
使い続けることで上がっていく熟練度もあるので、付けたり外したりはしない方がいいかもしれません。
コンテンツ
「闘技場」や「古代王の地下遺跡」「ハンターズギルド」など、繰り返し遊べるコンテンツが用意されています。
ほとんどのコンテンツはストーリーを進めることで、開放されていくようです。
とくにキャラ育成用の素材が手に入る各種遺跡は、それぞれのステージに設置されています。
序盤攻略のコツ
基本はクエストモードを進めて、レベルを上げつつコンテンツを開放して行くことになります。
で、大切なのはバトルでの立ち回り。
まずバトルが始まったら、画面左上の「人のようなアイコン」をタップして、戦場全体を見まわし、敵がどこにいるのかを確認します。
できれば敵の移動範囲と攻撃範囲も確認しておきたいところ。
で、大切なのは「背後を取らせない」ことと「囲ませない」こと。
レア度の高いキャラでも、背後から攻撃を喰らえば結構あっさり負けてしまいます。
なので必要があれば、キャラ同士で背中を合わせてカバーすることも大切。
こちらが攻撃するときは背後や側面を狙っていき、一匹ずつ倒すことを心がけると勝ちやすいはずです。