監獄少年~謎解きノベル×脱出ゲーム~は機密警察「特高」をメインとした脱出ゲーム×本格アドベンチャー。
監獄少年の時代設定は大正時代。西洋の文化と日本の文化が入り混じり、新しい文化や考え方が芽生え始めたころ。大日本帝国に仇をなすものを取り締まる「特高(特別高等警察)」で働く少年を中心に物語が進んで行きます。
監獄少年~謎解きノベル×脱出ゲーム~のレビュー
ゲームをスタートすると突然襲い掛かってくる日本刀を持ったおじさん。いったい何が!?
と、初っ端からスリリングな始まり方をするゲーム。サスペンス、あるいはホラーのような要素もあるので、苦手な方はご注意を。
ゲームの進行は長編ストーリーを読み進め、画面上を探索して謎を解き、証拠を突きつけけて真実を追求していきます。
ゲームの説明にもありますが、画面上をくまなく探さないと中々謎が解けません。
謎解きは画面をくまなく探す、人の話をよく聞くことが大切
何もないようなとこにも何かが隠されていたり、「何かあるのが見える」と表示されても、スマホの画面が小さくて見えなかったり…。
色々な意味で難しかった。
大切なのは、まずアイテムを探しつくすこと、次に前後のキャラの発言をよく聞くこと。キャラの発言がヒントになっていることが結構あります。
絵が怖さを引き立てる
軽く赤みがかかった絵が良いですよね。ゲームの雰囲気にすごくマッチしています。BGMや細かい演出も大正時代を感じられます。
主人公が特高と言う特殊な立場にいるのも面白い。きっと大正時代はこうだったんだろうな、とタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。
遊んでみた感想
まるで長編小説を読んでいるかのように進むストーリーは、思わず引き込まれてしまうほどのクオリティ。
ただ残念なのが、途中途中で表示される「続きを見ますか?」の文字。一気に現実に引き戻されてしまい、せっかくのストーリーが台無しに。それも結構な頻度で表示されるからたちが悪い。
まぁ、そういうゲームなので仕方がありませんね。
脱出ゲームやアドベンチャーゲームが好きな方におすすめしたいゲームです。