「脱出ゲーム 姉妹の思い出」は1枚の手紙を残して姿を隠した妹を探しながら、姉妹の思い出を辿る脱出ゲーム。
ゲームはステージ攻略型。
寝て起きたらさっきまで一緒にいた妹の「まい」がいなくなっていました。
不思議に思いながら部屋の中を探してみると、そこには1通の手紙が…。
その手紙は妹のまいから「私のいるところまで来てほしい」と、書かれていました。
もうじき晩御飯だし、来るまでずっと待っているというまいを探しに行きましょう。
田舎を思い出させる
「脱出ゲーム 姉妹の思い出」の特徴は、田舎を思い出させるグラフィックの数々。
家の内装もいいですね。
畳張りの和室に大きめの座卓。
奥には茶だんすがあって壁がなく全面襖張り。
襖の上は土壁になっているし、縁側に続く扉の上も障子が貼ってある。
まさに田舎のおばあちゃんのお家です。
それに木造の和菓子屋さんもいい味を出しています。
ちょっと低めの屋根にガラス張りの入口。
田舎のお店ってこんな感じでしたね。
なんとも言えない懐かしさのあるグラフィックが、昔を思い出させます。
妹の気持ちが伝わるストーリー
ステージを進めるたびに妹との思い出がよみがえる。
そんな流れのあるストーリーが素晴らしい!
一つ一つ紐を解いていくかのように、妹と過ごした日々がよみがえってくる。
「私のところまで来てほしい」
そう告げていなくなった「まい」の気持ちが、ステージを追うごとにぼんやりと見えてきます。
程よい難易度
なぞは難しすぎることも、簡単すぎることもなく程よい難易度。
なのでストーリー展開を邪魔することもなく、テンポよく先へ進むことができます。
ただ決して簡単ではないので、よく調べてちゃんと考えることが大切。
もし分からなければヒントを2段階でもらえますし、最終手段として答えを見ることもできますよ。
